連絡を取りづらくすることの効果
「クライアントとのやりとりが多く
時間がなくなってしまいます。
どうしたら良いでしょうか。」
コンサルティング活動をしていて気になるのが
ずっと電話がなっている経営者の姿。
あなたが意思決定しなくても良いところを
社員からの確認が入ったり、お客様対応をしています。
それでは経営者として本来やらなければならない仕事ができなくなり
会社としてはマイナスです。
何よりそのクライアント・チームメンバーの成長を妨げてしまいます。
連絡が繋がりやすいから
自分で解決できることさえ
連絡してきてしまい判断を仰ぐようになります。
だから私は社員に電話番号を伝えていません。
そして電話も出ません。
私の電話番号を知っているのは
家族と年間1000万円以上をチャージしてくださっているクライアントだけ。
チャットフリー
メッセージフリー
Googleで検索すればわかるようなことを聞いてくるような人は
成果を出すことができませんから、クライアントやチームメンバーにしてはいけません。
連絡を取りづらくすることで
自分で考える習慣をつけていただくことにも繋がります。
レベルの高い人であれば
やりとりを多くすることで成果が出るケースもありますから
あなたが使う時間やリソースを考えてメニューを設定してあげましょう。
1億円の売り上げが上がって1000万円のコンサルティングフィーだったら
良い投資です。
高額をチャージして連絡フリーにしている経営者さんほど
気を使ってくださいますし、私とのセッションに価値を感じていただけるものです。
面白いですよね。
あなたの仕事は、あなたなしでもクライアントやチームメンバーが
自分の力で成長し事業を運営できるようになること。
だから、あなたは関わりすぎることをせず
手をかけないで目をかける
こんなスタンスが重要となります。
ただ、
すぐ連絡をくれる、すぐ連絡が取れる
ことに価値を感じる人たちもいますから
そこの層の方々と依存的な関係のコンサルティング受注をするのであれば
そのような方法もありますが、私はそれを美しいとは思いません。
そのクライアントは、あなたがいなければ
経営ができなくなってしまいます。
自分で経営をしているのであれば
社長がいなければ事業が回らない。
世界のトップメンターは
「自分の意思決定なしで6ヶ月経営できなければ
それはビジネスではない。」
と言います。
手をかけないで目をかける。
クライアントやチームメンバーが
自分の力でできるようになる。
これにはプレッシャーがかかります。
相当な覚悟がいりますから
あなたの在り方が非常に重要です。
もし、あなたが本当に目の前の人を幸せにしたいと考えるのならば
依存させるような接し方はせず、その人の力を信頼し
そのひとの幸せな未来を一番に応援してあげてください。
きっとその人はあなたの信頼を感じ
期待通りに成長することができます。
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