どんな人に仕事をお願いしたら良いか
チームを作り始めた経営者からの相談。
「仕事をお願いする人を悩んでいます。
基本的になんでも自分でできるのですが、
関わってくれる人にチャンスを提供したいと思っています。
しかし、うまくいく人とうまくいかない人がいるんです。
どういう基準を持ったらいいですか」
よくあるご質問です。
参考記事にも考え方を記しています。
多くの人は最初がピーク。
印象も良くしていますし、色々と謙虚に仕事をするものです。
最初からやらない人もいますが論外なのでここでは触れません。
だんだんと関係が進んできたときに
慣れが生じます。
これが良い意味での慣れであれば良いのですが
よくない意味の慣れが出てくるのが、
一緒に仕事をしてはいけない人。
コンサルティングをしているクライアントさんから
よく相談されるのが
ビジネスパートナーの件
「最初は印象が良かったのに慣れてきたらこんな嫌なことがあるんです。」
と。
例えば
・自分の主催セミナー開催中に居眠りする。
・お金ばかり要求してくる。
・やったことをアピールしてくるが、ほとんどが頼むに値しないこと。
・スキルアップをしようとしない。
・最初は”やらせてもらっている””お手伝いさせてもらっている”で気持ちの良い関係であったが慣れてきて調子に乗ると”やってあげている”と言うスタンス。
・感謝が無くなってくる。
こんな人に共通するのが以下の認識の違いです。
手伝ってやっている
勘違いしている人の多くはこれです。
相談いただいた経営者は
なんでも自分でできてしまうレベル。
さらに事業を拡大したいと考えたならば
自分以外の人が得意な仕事を権限委譲しなければ
拡大はありませんから、問題といえば問題なのですが、
雇い入れたり、チームを組んだりするとつけあがってくる人がいます。
自分がいるから組織が回っているんでしょ？
のような発言や態度。
経営者のできないことを
手伝わせてもらっている
ではなく
手伝ってやっている
という思考。
対して
気持ちの良い人、長続きする人はこう。
手伝わせてもらっている
機会をもらっている
と言う感覚です。
長く一緒に居られるパートナーは、
”自分が成長し、能力を発揮するための機会と環境をいただいている”
という感謝が”いつも”あります。
その所作は見ていても伝わりますし
いつも謙虚に何ができないかと
１２０％の働きをしています。
貢献の心でいつも動き
ビジネスパートナーのあなたを助けるために
尽力してくれます。
こんな人であればずっと誰からもどこに行っても
相談や依頼が集まりますよね！
間違った思考をする人は
当然周りから見ていて発言や態度に出ていますから
そんな人は今すぐチームから去っていってもらいましょう。
せっかく自分の周りにいる人にチャンスを提供しようと
仕事をお願いしてみたのに、ありとあらゆる有り得ない言動をします。
しかも本人は自分の非には気がつきません。
他のチームメンバーからの信頼を失っていきますし
本人はそのことにも気がつきませんからとても残念ですね。
あなたも無駄なエネルギーを使い
心労してしまいますので、
参考記事の
を熟読していただき、チームに入れる前に判断ができるように
価値観を明確にしておくこと。
もしチームに入れてしまったのならば
最小限のダメージで済むように異常行動があるならば
即チームを離れてもらいましょう。
そうは言っても
現在の会社の状況やお客様状況など
様々な要素が重なり言いたいことも言えないのが経営者。
あなたは何があっても乗り切れるだけの行動を継続し
自分のことは自分の力で守れる力をつけ行動する。
そして、チームを作っていく上でのミッション、
ビジョン、バリューを明確化する（経営理念）
何か起きたときにすぐ判断できるように
価値観を明確化し日頃から発信し続けることで
あなたの周りには理想的な人が集まります。
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