伸びている会社の共通点

海外で経営者が集まるミーティングに参加しています。

海外でのミーティングに参加していたのは

オーナー業をしている経営者さん。

自分で実務をするフェーズを超え

オーナーとしてビジネスを展開しています。

その会社さんがなぜうまく行っているのか

秘訣を知ることができました。

これを知らなければ

どんなに事業がうまく行ったとしても

全員が疲弊してしまいます。

余計なストレスで

「人のためにと始めた事業なのに

なんでこんなに苦しい思いをしなければならないのか」

悩まなくてもいいはずのところで悩み

ぶつからなくてもいいところで衝突し

体調を崩してしまう日々。

しかし、うまく行っている会社は

みんなが人のために人のためにと協力し

みんなが目を輝かせて 活き活きと活動しています。

その秘訣とは。

なんでも話せる優秀なＮｏ．２の存在。

参考記事　No.2理論

経営者というもの

会社のすべての責任を負っていますから

誰にも悩みを言えなくなってしまうものです。

資金繰り

人材

ありとあらゆる悩みを一人で抱えています。

現場では社員チームメンバーに気を使い

気を張り

なんとかしようと振舞っています。

時には体調に影響してしまい

食事も喉を通らなかったり

食べたものを吐いてしまったり。

プレッシャーと戦っている経営者を多く見ます。

うまく行っている経営者さんが

１つだけ秘訣を教えてくれました。

「なんでも言えるNo.2の存在がうちの好調を支えている」

経営者にとって、心強い存在。

現場社員チームメンバーとの思考や距離感は

自分で事業を経営すれば経営するほどに進み

学べば学ぶほどかけ離れていきます。

使っている言語や思考、

見ている視点も全く違ったものになります。

経営者とマネージャーの思考でさえ

マネージャーと現場社員ほど離れてしまうとは

良く言われていること。

ですから、経営者の思考、気持ちを組み

よき理解者となり支援し、現場との翻訳機能をしてくれるのが

優秀なマネージャー、No.2の役割です。

参謀という言葉が有名ですが

伸びている大企業でも必ずNo.2の存在があります。

良くある中小企業でも間違いは

社長が全責任を負っているために

No.2以降のメンバーが社長を協力できないこと。

会社の状況が良い時に協力できるのは当たり前。

時に立ち上げ期、業務を整えている混沌期、

季節変動などで売り上げ利益が安定しない時。

こんな時に、そのチームの真価が問われます。

社長を攻め立て、自分の要求ばかりを通そうとする

チームメンバーなのか。

社長の気持ちを汲み取り、

「活躍の環境を提供してくれてありがとうございます」

と一緒に乗り越えてくれるメンバーなのか。

会社の成長は、社長の魅力と

そこにいるメンバーの魅力にかかっています。