賢い会議

「チームメンバーと会議をする時に

良い雰囲気になりません。

どうしたら良いでしょうか。」


あなたの貴重な時間

理解してくれるチームメンバーで組織を構築したいですよね。

中小企業では社長が1番の稼ぎ頭。


いることが当たり前、話せることが当たり前となってしまうと、

会社としてはマイナスになってしまいます。


今まで1,000千社以上の経営者さんと関わらせていただいていますが、

「この会議、意味あるの?」

という会議をたくさん見てきました。


会議の目的によっても解釈が異なりますが

必要な考え方をシェアします。


目的を明確にする

何か決めることがあったり

集まった方が良いと組織が感じて

集まることは非常に良いことです。


しかし、目的を定めているのといないのでは

同じ時間を投資したとしても成果が異なります。


集まってから、議題を提示するよりも

事前に何について話すかを決めておけば

チームメンバー各々がそのテーマについて事前準備をし

アイデアが盛んに出ることは間違いありません。


基本的には全員の意識合わせですから

生産性の高い会議になるでしょう。


安心環境を作る

生産性が高い組織はどんなことをしているのかを調べた

Google社での実験、

プロジェクトアリストテレスは耳に新しいですね。


参考記事 生産を上げるために


自分の強みを主張し、メンバーのできていないことや穴を指摘したり

否定やマイナスの言葉遣いをする人を見ますが、非常にもったいないと感じます。


その人は自分では気がつくことができないので

チームメンバーが辞めてしまったり、傷ついてしまったりして

結果的にチームのパフォーマンスは下がってしまいます。


中小企業においては、お互いがお互いを尊重し

理解し補完しあいお互いがパワーを発揮しやすいように

動いていくことが理想です。


特に、そういった人こそ、自分が意見を通したいので

事前に根回しをしたり、否定をしたり

意見が出ずらい環境作ってしまいます。


安心して意見が出やすい環境を作っているかどうか

今一度自分の立ち振る舞いをチェックしてみてくださいね。


人間の成長フェーズによって感じ方が変化します。


自分とは違う意見や、相手の弱みのところを責めてしまい

不必要に戦ってしまうことがありますので

数年後、自分が成長した時にハッと気がつくことがあります。


生産性を意識する

5人で1時間会議をするのであれば

5人の時間と人件費をかけます。


5人分の時間と生産性を出さないのであれば

その会議は行うべきではないと

ある専門家は意見しています。


普段の会議でも常に良かったところ

改善点を模索し、PDCAを回していきましょう。


必要だと思っていても

メンバー同士の思考のタイプが違いますから

なかなか思っていることが伝わらないケースもあります。


理解するための出来事であったり

チームが考えさせる出来事が必ず起きますから

時間がかかることも理解しておきましょう。


安心できて守られた環境であれば

意見を交わし合い感情を出すことも

よくない事ではありません。


ですから、そのようなことが起きるということをメンバー同士で

共通認識として持っておきましょう。


メンバー同士が協力しあって強みを発揮しあい

互いの才能を保管する会議と、

弱みを指摘しあって攻撃し、戦う会議。


どちらが良いかは明らかです。

あなたに出会えて良かったと心から仰っていただける生き方をする

石塚洋輔 YOSUKE ISHIZUKA

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