友達同士で起業するな

友人同士で起業した経営者からのご相談です。

「友達同士で起業しました。

経験がない人たちばかりで自分ばっかり仕事をしています。

１+１が２にならず

０.５くらいに感じます。

どうしたら良いでしょうか。」

というご相談です。

まず私がアドバイスするのは

友達同士で起業するな。

ということです。

自分自身が

個でしっかりと自立していること。

その友人が

個でしっかりと自立していること。

個がしっかりしていれば

組むことで相乗効果が出ます。

しかし、まだ個で実力がないうちに組んでしまうと

あなたの負担は大きくなります。

人を雇用する際にも同じ考え方ができます。

また、近しい間柄で起業した会社で

問題になりやすい点が、意見のぶつかり合い。

目標に対して同じ方向を向いていれば

意見をしあうことは素晴らしいのですが、

親しい仲にも礼儀あり、友人同士だと抜けてしまう人がいます。

上下関係であったり、人間関係をしっかりわきまえている人とでしたら

生産性のある話し合いができますが、

わからない人は組織を壊します。

組織において役割分担は必要で

人の強みがわからなければ対立関係になってしまいます。

社長、副社長、それ以上の組織になってきますと

マネジメント層の人間関係は如実に社内に悪影響を及ぼします。

参考記事　ナンバーツー理論　

ですから、

まずは個でしっかりとビジネスを回せるスキルをつけ

人間関係をわきまえ、常識的な対応力と

尊敬できるメンバーとチームを組むことが重要です。