動かないクライアントに対してどう対応するのか 人を動かす 教え子を動かす秘訣

コンサルタントからの質問。


「コンサルティングをしていて

クライアントが動きません。

自分のやっていることに気が付いてもらえませんし

評価してもらえません。

どうしたらいいでしょうか。」


よくある質問です。


クライアントはあなたの知識経験を必要として

依頼をしてきてくださっていますが

成長段階です。


これは人のタイプにもよりますが

どんなに答えがあっても

どんなにお膳立てされてても

気がつきません。


それでは

どうやって気がつくことができるのか。


それは、

クライアントが自分自身で行動すること

この一言に尽きます。


もしくは、やってみて初めて

コンサルタントに何をしてもらっていたのか

が理解できます。


だから

コンサルタントは

クライアントが行動し、成長する

そのタイミングをしっかりと見極める必要があります。


成果が目に見えるまで

あなたはそのクライアントと一緒に過ごすことに

苦痛を覚えるかも知れません。


クライアントが泣き出すこともあります。

不平不満を言うこともあります。

理不尽なことを言うこともあります。


それにあなたは耐えられるかどうか。


コンサルタントとしては

クライアントに相対している時だけ仕事をしているものだと考えられがちですが

四六時中クライアントのことを考えています。


その人の会社のこと。

その人のビジネスのこと。

その人の人生のこと。

プライベートのこと。


ずっとずっとクライアントのことを考えています。


そして、自分がやってしまえば素早くできることも

クライアントのタイミングを見て、自分でできるように促し続けます。


クライアントが

自分で考え、自分でできた!

と言う状態になれば

あなたはコンサルタントとして非常に優秀です。


やってあげたことを評価してもらう

気がつくようにレポートをまとめてあげることも

ビジネスとしては重要なこと。


しかし

クライアントの長期的な自立を促すのであれば

その人自身が自分が考え行動できる環境を作ってあげることが

長期的なクライアントの幸せを考えれば重要なことです。


短期的に結果を出しあなたのことを信頼してもらい

長期的にクライアントの人生をサポートできるように

接して差し上げましょう。


あなたが普段行なっていることは

理解されないかも知れません。


子どもを育てる親のように

あれこれ言わないと動けない人を育てるよりも

自分で考えて行動できる人を増やすこと。


そっとクライアントの一歩先まで階段を降りていき

一段一段、伴奏者のように一緒に登ってあげること。


実際にクライアントが自分の力でできるようになり

結果に出た時の喜びは

何にも代え難い喜びとなります。


どうしてやってくれないんだろう。

なんでもっと早くやれないんだろう。

なんで気がつかないのだろう。


葛藤がありますが

クライアントの成長段階を注視し

タイミングよく必要な声かけをし

引き上げる。


これができたら

あなたは最高のコンサルタントです。


苦しい時のあなたの在り方を

見ている人はしっかり見ています。


自分自身の在り方を貫き通しましょう!

ステキにかっこよく生きましょう!


あなたに出会えて良かったと心から仰っていただける生き方をする

石塚洋輔 YOSUKE ISHIZUKA

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