会社の数値責任を誰が負うのか

経営者からの質問

「社員、チームメンバーが数値責任を負ってくれません。

どのようにしたら経営者マインド、会社の一員だと自覚を持ち

行動してくれるのでしょうか」


たくさんある質問です。


経営者視点、数値責任をチームが考えて動いてくれたら

素晴らしい会社組織です。


しかし、多くの中小企業では社長がトップ営業マン。


社長の売り上げで会社のメンバーを食べさせている会社も多く見受けます。

しかし、会社には波があります。


受注が好調な時もそうでない時も

市場が盛況の時もそうでない時も

人員が安定している時もそうでない時も。


どんな時でも経営者は

その会社とチームメンバーを背負っていますね。


広く社会貢献を進めていくため

事業拡大や店舗拡大のため

たくさんのメンバーを雇って関わってもらいました。


大きなビジョンのため、多くの方に関わっていただいたにも関わらず

チームの給料を払うために、借金を返すためにひた働いているのではないか

という風に変わって来てしまう経営者さんもいらっしゃいます。


そう、社長は一人で責任を背負っているのです。


そのプレッシャーを

現場のメンバーは理解ができません。


経営者

マネージャー

現場社員


それぞれのステージで

見える視点、思考が違います。


私の場合、30歳での独立を目指し活動して来ましたから

全てが見えていたわけではありませんが

会社員時代も所属組織の数値を意識していました。


自分の数字が、チームの活動を支えている。


プロフィット部門の活躍が、

バックオフィスのサポートを充実させる。

こういったことをチームに共有する必要があります。


ひと月に1000万売り上げを上げても

1000万円の給料がもらえるわけではありません。


営業するにも案件化するまでに2年間。


大きな案件ですと10年ほど検討期間があると言われていますから

お客様と出会ってから商品サービスを購入するまでに顧客教育を継続して行います。


コンサルティングもそうですが

お客様を理解することをしなければ

正しいアドバイスができません。


ですから、案件化するまでお客様と接点を作り

信頼を積み重ね、価値観の理解を深め、案件化、受注に至るまでには

多大な期間と経費が必要となります。


ですから、目に見える形での売り上げの数値ももちろん

目に見えない数値も理解する必要があります。


自分たちの会社の今の売り上げが

誰のどんな活動によるものなのか目には見えずらいですが

それらを理解できるメンバーと一緒にビジネスをしましょう。


そして、数値責任を誰が負うのか。


経営者が責任を持つのはもちろんですが

関わるメンバー全員です。


定期的なミーティングによって

メンバーの意識を高めていくこと。


研修を開催すること。

外部の研修に参加すること。


経営者から直接伝えると、

労使関係のプレッシャーがかかりやすいですから

外部のコンサルタントから意見してもらうことやセミナーに参加することも良いアイデアです。


メンバーが会社内以外の経営者と意見交換をしたり

インプットアウトプットを繰り返すことで

見えなかった視点に気がつくようになっていきます。

あなたに出会えて良かったと心から仰っていただける生き方をする

石塚洋輔 YOSUKE ISHIZUKA

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