チームを作る秘訣

経営者さんよりご質問です。

「自分の想いを汲み取って無料で動いてくれる人たちがいます。

しかし、それが本当に上手くいくのかわかりません。

せっかく関わってくれる人たちを助けたいと思うのですがどのようにしたら良いでしょうか」

これは経営者として判断に迷うところです。

自分が価値を提供し、自分に関わりたいと言ってきてくれているメンバーは

とても貴重な存在。

しかし、どんなに素晴らしい人材も

タイミングと配置を間違えてしまっては

強みも出なければ関係も良くなくなってしまいます。

考え方を知らなければ

せっかくの宝を台無しにしてしまいます。

あなたの時間やお金。

大切なリソースも持って行かれてしまうので

事業は失敗に終わります。

せっかく関わってくれたメンバーに

活躍の場を作りたいとチャレンジしたものの

関わってくれたメンバーの時間を浪費させてしまいます。

その判断基準はどうしたら良いのか。

ポイントをお伝えさせていただきます。

自分の状況

自分の会社がうまく回っているならばOK。

潤沢な資金、人、仕組み。

リソースが整っているならば

チームに参加してもらって構いません。

何があっても背負える状況と覚悟。

この経営者の在り方が重要です。

メンバーの状況

自分の力で事業をうまく行かせた経験がある人であれば

基本的にスキルは充分なので、あなたの会社の足りない部分を

保管して活躍いただける方は積極的に事業に関わっていただくことはOKです。

メンバーの一人一人が

自分の力でビジネスを回した経験がない人であれば

基本的にはあなたが全てを背負うことになりますので

覚悟が必要です。

何があっても背負えると思える人。

応援したい人、育てたい人。

あなたに覚悟があるならば

関わっていただくことはOKです。

しかし、時間もお金も思考もたくさんのリソースを割くことを覚悟してください。

自分の力でビジネスをしたことがある人を仲間に入れることは

コストは高いですが、時間をショートカットします。

自分のビジネスの状況と、メンバーのビジネスの状況。

あなたのやりたいことをすでにやったことがある

プロにお願いすることも視野に入れましょう。

ミッションの共感

例えば条件採用でスキルだけでチームに参加してもらった場合

他に良い条件が現れた時に、その人は離れていきます。

仕事の仕方に難があったり

チームメンバーに迷惑をかけたり

自分勝手な行動をしたりストレスを抱える原因となります。

ですから、あなたの価値観を明確にし

ビジネスの全体像を理解し、

それに必要な人材、必要な性格や特徴。

それらを分析し適切なタイミングで適切な人材をアサインしていくことが

ビジネス成功の鍵です。