条件交渉で最適な意志決定をしている会社の特徴

中小企業では役割分担が重要って知っていましたか？

基本的に小さな会社では、

経営者は仕事を取ってくるスキルに長けています。

私も1,000社以上の企業を見させていただきましたが

少人数でも伸びている企業は役割分担が秀逸です。

少人数で仲間で作った中小企業。

お互いに強みが違います。

バランスが大事です。

条件交渉で最適な意志決定をしている会社の特徴をシェアします。

私は上場企業で法人営業を経験していますが

商談を進める時、基本的に決裁者にアポイントを取得します。

社長は大まかに商談を運ぶだけ。

実は細かなところの詰めは

側近の社員さんが握っていたり

経理の人間が握っていたりします。

社長は基本的にたくさんお金を払いたいと思っていますし

良い人が多いので、言い値で交渉を進める傾向がありますが

その傾向がわかっている経営者は、仲間にフォローを求めます。

細かな条件や料金交渉は

それ以外のメンバーが行う方が

会社として最適な意志決定ができるものです。

社長は大まかな方針を示し

細かなところは別の人間が別の視点で締めて行く。

こんなチームができている企業が

健全に経営をしていきます。

家族経営の会社であれば

旦那さんが社長。奥様が経理。

このような形をとっている会社さんも見受けますが

女性の細かな視点で価格交渉や細かいところをフォローして

男性経営者を立てながら経営しているケースも多いです。

何が良いかということですが

世界的に有名な起業家も、自分でやるところと

そうでないところをきっちり分けています。

経営者が物腰が柔らかければ

側近の人間がしっかりと締める。

経営者が良い人でたくさん人が集まるのであれば

側近の人間が細かい条件交渉を進める。

そんなチームがうまくいっている会社の特徴です。