シンガポールで見た経営者と従業員のマインドの違い
シンガポールより
世界No.1のアンソニーロビンスの研修に参加しています。
さて
雇われ思考なのか経営者思考なのかと言うことをよく聞きますが
あなたはどちらでしょうか。
起業家にとって大切なのは
時間。
これを知らなければずっとあなたは時間を浪費し続け
例えばチームを作っているのであれば利益率が向上しません。
これを知ることであなたのビジネスはより効率よく
時間を減らしながら売上を最大化することができます。
それは生産性。
そして働く人間のマインド。
セミナーを受講していた時のエピソードです。
ランチブレークがあり、1時間弱の休憩時間が用意されました。
Expo内には飲食店が複数あり
10000人を超える人たちが一斉に休憩に入りました。
当然フードコート内は行列!
飲み物店、定食もの、丼もの、麺類、色々なお店。
どこのお店の列に並んでいるのかわからないくらいの行列でした。
ある1つの麺屋さん。
ここのお店。
休憩時間が終わっても行列が絶えませんでした。
それはなぜなのか。
当初お店の前に並んでいる人数は
他のお店と変わりませんでした。
しかし、オーダーから提供までに時間がかかっていました。
よく見ているとその効率のわるさ。
全てのメニュー同じ麺なのに、
1つずつしか茹でられません。
30人以上並んでいるのに。
そして茹でている従業員。
一個の麺を茹で上げてすぐに次の麺を投入すれば効率的なのに
麺を入れるのはオーダーを聞いてから。
麺はどこにあるかと言うと
この店員の背後。
すぐに手の届くところにはありません。
その間1分程度のロスが生まれていました。
これ、30人がお店に並んだとしたら
30分間のロスになる計算です。
お昼のピークは最大の書き入れ時。
この30分間でさらに売上を伸ばすことができたのではないでしょうか。
しかし、人間は自分の視点でしか物事を見ることができません。
この店員さんが時給で働いている従業員であれば
同じ時間どう働いてももらえる賃金は同じ。
だから、工夫が生まれないのかもしれません。
麺の配置や茹でる道具の数。
固定給で働く社員の生産性や
やる気が感じられないという経営者の悩みもよく聞きますが
彼らが悪いのではありません。
見えている視点の違い。
経営者は店舗全体の経費、利益を考えます。
今回の例に出たような従業員は雇ってはいけませんが
見えている視点は、言われたことをマニュアル通りに行い、時間をいかに過ごすか。
経営者視点であれば、麺の投入タイミングや道具の数
配置を工夫しさらに効率よく売上を伸ばす方法を考えます。
自分で気づいた改善点を店舗経営者に報告提案し、
お店の利益が向上すれば、給料の配分もさらによくできるかも知れません。
1つのメニューの単価が500円だとして
短縮した30分の間にさらに10杯でも売上を伸ばすことができれば
1日あたり5000円の売上アップ。
1ヶ月では150000円。
1年では1800000円の売上アップです。
もし業務改善をしたならば、その従業員はちょっと時給をあげて欲しいと言っても
話を聞いてもらえるでしょう。
経営者側の視点からすると
あなたの見えている世界と従業員が見えている世界は別物と割り切ることも大切です。
どんなスタッフでもできるように
あなたが配置や道具を工夫し、いつ誰がそこのポジションに入っても
効率よく運営できるようにするのがコツ。
マクドナルドが良い例えですが
徹底したマニュアル化。
「追加でサラダのご注文はいかがですか?
サイズアップはいかがですか?」
単価を上げるアップセルまでがマニュアル化されています。
どちらが良いとかそう言うことは言いませんが
成長を目指す経営者であれば
どちらのマインドでいたらいいのかは明らかですね。
あなたが今、アルバイトで仕事をしていようが
サラリーマンとして働いていようが、
日常をどんな考えで過ごすかが成長への近道です。
120%工夫して日々動き
自分の市場価値をあげていくこと。
そうすることであなたの元には
いろんなプロジェクトから誘いがかかり
仕事がたくさん舞い込むようになります。
あなたはどんな工夫をして日々を過ごしますか?
どのようにして自分の市場価値を高めますか?
追伸
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石塚洋輔 YOSUKE ISHIZUKA
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