あの人がいるから嫌ですと言われてしまった組織を持った経営者へ
会社組織として動いていると
「あなたが好きであなたにお願いしたいのに
担当になったあの人は嫌です。」
なんて、担当者をお断りされてしまうケースがあります。
受注した後の数値は、そのまま損失としてしてわかりやすいですが
これから見込みになっている案件は数値化しづらいですから、その損失は当の本人は理解もできないでしょう。
介護事業でも1顧客あたりの顧客障害価値は150万円ほどになると言われていますし、
マーケティングのコンサルティング案件ですと、単価数百万円から、数千万円、億を超える売上に貢献するご契約もあります。
そんな中、
「あの人がいるから御社にお願いしたくありません。」
大打撃ですね。
ですから、
採用は慎重に、解雇は素早く
という世界的コンサルタント
ダンケネディの言葉があるのですね。
私も実際に経営者として
「担当者を変更して欲しい」
「〇〇さんがいるからお断りしたいです」
という声に対応して
大変疲弊したとがあります。
当人に改善の余地があれば伝えますが
もう変わらないと見れば、何も伝えないこともあります。
その人がその人らしく活躍できるところに送り出してあげることが良いかと思っています。
会社としては数億円とかって損失になりますが、それも今後の成長を見たときの勉強代。
少し高いかも知れませんが
あなたが行きたい、やりたい方向や目標設定に対して、
天は必要なタイミングで必要な課題問題をくれるもの。
その問題課題の渦中は痛いですし
心の動きも半端じゃないですが
それに対応して行けるかが、あなたの経営としての器。
会社は経営者であるあなたの器以上にはなりませんから、日常の出来事から学び取り
器を広げ続ける姿勢こそが大切なのですね。
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