人に合わせることの良さと悪さ
コンサルティングのクライアントからの質問
「人間関係において気をつけていることは何ですか?
私は人に合わせすぎて時々疲れてしまいます。」
人に合わせてあげられるというのは
非常に貴重なスキルです。
コンサルタントとしては
クライアントの目線まで降りていき
少し先を見せながら伴走していきますから
素晴らしいスキルです。
子どもと接する時にも同じ。
目線を合わせてコミュニケーションを取らなければ高圧的な印象になり、子どもは心を開かないでしょう。
階段の一歩先を行って
タイミングを見て引き上げる。
こういったことができる人は
とても貴重です。
しかし、苦しくなってしまうのは
合わせていることに相手が気がついていないケース。
そういった場合には感謝もされませんし
成果を出したとしても認めてもらえることはありません。
これは人間関係として成立しませんので
避けていく方が良いでしょう。
つまりは、活きるも死ぬも
"環境"
誰と隣にいるかで
あなたの評価は一変します。
環境によって水を得た魚のように活きるケースもあれば、
今の環境でくすぶっているケースも。
会社組織も同様。
適材適所に人財を配置していくことによって
組織のパフォーマンスも最大化します。
ですから、悩む必要はありません。
その環境が嫌だなと感じたら
本当に欲しいものがわかります。
人間関係のぶつかり合いや
さまざまな出来事が起きますが
それもあなたが次なる環境へ踏み出すエネルギーをくれます。
人間のタイプを知ることも重要なことですが
合わせすぎてあなたが死んでしまっては意味がありません。
本当に得たいものを明確化し
あなたのフローに乗れる環境を整えて行きましょう。
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