切るべき人材　活かすべき人材

経営者からの相談

「チームメンバーが思うように動いてくれません。

どのようにしたら良いでしょうか。」

経営者としては

大変頭が痛いトピックです。

自分の思考と現場の思考はかけ離れます。

経営者は本当に大きなプレッシャーと戦い

学び続け結果を出し、チームに給料を払います。

経営者とＮｏ．２の差は

Ｎｏ．２と現場の差ほど離れてしまうと言われています。

ですから、経営者と現場スタッフの意識は

大きく懸け離れるのもうなづくことができるでしょう。

しかし、なんとかして経営するのが

個人事業主、中小企業。

一人たりとも無駄な人員がいれば

それは大きな損失となります。

毎日毎日あなたが社員チームメンバーのために動き

売上を作っていても、現場のメンバーには社長の動きはわかりません。

どんな思いでどんな動きをしているか。

伝える必要があります。

会社の調子が良い時はメンバーはご機嫌ですが

良い時もそうでない時もあるのが会社経営の常。

安定的なビジネスを構築するために

マーケティングの仕組みを作ることは

最優先課題ですが、

仕組みができるまでの間は混沌とします。

その混沌期に組織としての真価が問われます。

社員チームメンバーが

・自分の範囲しかやらない

・自分はこうしたから

と権利を主張してきているなら

その人は協力者ではありません。

スパイです。

経営者の想いを汲み

困っていることはないかと手足になり

経営者のやりたいようにしてくれる。

必要なことは情報収集し

実行まで行う。

あなたは意思決定を行うのみ。

意思決定を行うには大変なプレッシャーがかかりますが

経営者が全責任を負いますから大変な作業です。

それを理解してくれるチームメンバーと付き合うこと。

混沌期の会社には

経営者の並々ならぬ努力は理解され難いもの。

良いコンサルタント

良いメンターの存在が心の支えとなります。

もともとマネジメントの意味は

なんとかして　やる！

と言うもの。

中小企業経営においては、

全員が協力して、自分の強み以外の仕事でもできることは行い

どんな時も会社をよくする行動をし続けることができた組織だけが

生き残ることになります。

苦しい時に人は本性を現しますから

誰が必要で誰が必要でないか。

判断し前進する良い機会。

この問題は自分の成長にどんな学びをもたらしているのか。

渦中にいる時は辛く苦しいですが

そのコントラストの体験により

より欲しいものを明確化できるチャンスとしましょう。

マイナスに見えることも

プラスに捉え、エネルギーが湧き

前進できる材料となります。

あなたのミッション、ビジョンを発信し続け

誰がそれにふさわしい人なのか。

出来事を通して審査して行きましょう。

そして経営者であるあなたは

その想いを汲み取って仲間になってくれる人に出会うために

日々精進、日々躍進して行きましょう！